2015年 06月 15日
付け高台 |
フジサキウサジの共同作業。
ウサジAがタタラを石膏型にかぶせて作った呑水(とんすい)に、ウサジGが高台を付けていきます。
あくまでも自己流なのですが、付け高台の工程を紹介してみます。
ろくろの湿台(しった)の上に器を据え、底面を少し削って高台の内になる部分の当たりをつけます。
カンナの刃を当てることで、ウサジAが意図した『底面』を視覚だけではなく触感で感じられるので、この工程はちょっと大事です。
土を通してウサジAと会話する瞬間がここにあります。
この時点で高台の直径、高さ、形のイメージを固めます。
水もしくはドベを少しだけ器に付け、出来上がりの高台よりも少し太めの紐を乗せます。
紐の上を平らに押し付けながら、紐の外側と内側をネチネチくっつけて、こんな感じ。
この時点ではまだ不細工でも、きれいな円でなくても全然OK。
紐の接着面の縁をヘラで押し付けたり、全体を少しずつカンナで削ったり、焦らずちょっとずつイメージの形に近付けていきます。
だいたい円の形になってきたら、少しだけ水を含ませたなめし皮で形を整えていきます。
水を付け過ぎると次の工程が面倒なので、あくまでも水はほんの少しです。
この時点では、完成形よりもまだまだ太い感じ。
最終的には「削って」形を整えて、完成形まで持っていきます。
出来上がったばかりの高台は柔らかく不安定なので、逆さまにしてしばし待ちます。
タタラで作ったお皿や器も、高台が付くとちょっと格調高く感じたりします。
実用的にも、安定感が増します。
この高台付けの作業は、ちょっぴり好き。
葉っぱの形の呑水とか、自分的には思いも付かないものを作ってみせるウサジAの発想力に脱帽です。
そして、その制作過程に関われる幸せ。わくわくが止まりません。
作業の一端を任せてくれるウサジAの懐の深さに感謝です。
これまでフジサキウサジの共同作業の付け高台には、直径30センチ↑クラスの皿とか、楕円の付け高台とか、色々すごいのが沢山ありますよ。
いつか機会があったら、それら過去の作品も紹介できたらいいな♪
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《ウサジG》
ウサジAがタタラを石膏型にかぶせて作った呑水(とんすい)に、ウサジGが高台を付けていきます。
あくまでも自己流なのですが、付け高台の工程を紹介してみます。
ろくろの湿台(しった)の上に器を据え、底面を少し削って高台の内になる部分の当たりをつけます。
カンナの刃を当てることで、ウサジAが意図した『底面』を視覚だけではなく触感で感じられるので、この工程はちょっと大事です。
土を通してウサジAと会話する瞬間がここにあります。
この時点で高台の直径、高さ、形のイメージを固めます。
水もしくはドベを少しだけ器に付け、出来上がりの高台よりも少し太めの紐を乗せます。
この時点ではまだ不細工でも、きれいな円でなくても全然OK。
水を付け過ぎると次の工程が面倒なので、あくまでも水はほんの少しです。
この時点では、完成形よりもまだまだ太い感じ。
最終的には「削って」形を整えて、完成形まで持っていきます。
タタラで作ったお皿や器も、高台が付くとちょっと格調高く感じたりします。
実用的にも、安定感が増します。
この高台付けの作業は、ちょっぴり好き。
葉っぱの形の呑水とか、自分的には思いも付かないものを作ってみせるウサジAの発想力に脱帽です。
そして、その制作過程に関われる幸せ。わくわくが止まりません。
作業の一端を任せてくれるウサジAの懐の深さに感謝です。
これまでフジサキウサジの共同作業の付け高台には、直径30センチ↑クラスの皿とか、楕円の付け高台とか、色々すごいのが沢山ありますよ。
いつか機会があったら、それら過去の作品も紹介できたらいいな♪
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《ウサジG》
by usaji_iwatejp
| 2015-06-15 20:54
| 陶芸のこと