2015年 11月 01日
急須の作り方 =蓋の削り= |
続きまして、蓋の削りです。
急須に限らず蓋物全てに共通しますが、、、
また、蓋の作り方にも色々とあるのですが、、、
今回は蓋の取っ手が上に来るような水挽きのしかたをしましたので、そのパターンです。
蓋の面が薄いので、歪まないように底を厚めに(2センチほど)残して切っています。
これを削り落とす必要があります。
湿台に据えて、カンナでゴリゴリいきます。
蓋とかお皿とか、薄いものは湿台から飛びやすいので指で押さえつけて削ります。
必然的に、指で押さえている部分が残ります。
というか、どのくらい削ったか解るように『あえて残す』という意図もあります。
で、残った出ベソの部分をボチっ!
画像では一撃でいっちゃってますが、3方向くらいからカンナを差し込むほうが作品本体には優しいと思います。
※取っ手を削りで残すパターンの蓋作り(水挽き)の場合は、ボチっとしないでここから取っ手を仕上げていきます。
出ベソの痕跡を消し去って、裏側の削りは完了。
続いて蓋の表側。
水挽きの段階では、粘土の強度の関係から取っ手を細く完成形まで作りこむ事が困難です。
なので、半乾燥状態で削って仕上げる必要があるのですが、ここではウサジは小さめのかきべらを使います。
途中段階の画像でごめんなさいですが、こんな感じに段差をつけたり、くびれをつけたり、色気(笑)を出して完成となります。
引き続き、組み立ての作業を紹介したいのですけれど、今日はもう眠くなっちゃったので後日ということでゴメンナサイ。
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《ウサジG》
急須に限らず蓋物全てに共通しますが、、、
また、蓋の作り方にも色々とあるのですが、、、
これを削り落とす必要があります。
必然的に、指で押さえている部分が残ります。
というか、どのくらい削ったか解るように『あえて残す』という意図もあります。
画像では一撃でいっちゃってますが、3方向くらいからカンナを差し込むほうが作品本体には優しいと思います。
※取っ手を削りで残すパターンの蓋作り(水挽き)の場合は、ボチっとしないでここから取っ手を仕上げていきます。
水挽きの段階では、粘土の強度の関係から取っ手を細く完成形まで作りこむ事が困難です。
なので、半乾燥状態で削って仕上げる必要があるのですが、ここではウサジは小さめのかきべらを使います。
引き続き、組み立ての作業を紹介したいのですけれど、今日はもう眠くなっちゃったので後日ということでゴメンナサイ。
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by usaji_iwatejp
| 2015-11-01 21:45
| 陶芸のこと