2017年 12月 10日
12月9-10日のウサジ工房:釉薬掛けウィーク |
皆様こんにちわ。
週末陶芸家のフジサキウサジです。
今週末のウサジ工房は、素焼きが上がった器への釉薬掛けウィークでした。
ほとんどの会員さんが『自分で釉薬掛けする!』と、今週末のウサジ工房は大賑わいでした。^-^
が、ウサジGは、、、
会員さま向けの釉薬づくり&釉薬の調整と、
テスト用の釉薬づくり&テスト焼成と、
あとは来週の窯焚きに向けて窯の整備にかかりっきりで、自分の器に釉薬を掛けることができなかった。。。
まぁ最初から窯の隙間を埋めるために窯詰めしながら釉薬掛けようって思ってたし。。。
ウサジGのお仕事その1、棚板のメンテ。
素焼きの時は大丈夫そうな棚板を選んで使いましたが、本焼きには在庫の棚板を総動員しなきゃいけない感じなので、棚板にアルミナ塗布。
タガネでハツって、ヤスリで整えて、アルミナ8:カオリン2の割合で水に溶いて、画像は一回塗りの段階。
1回だけで大丈夫そうなものが約8割でしたが、残り2割は2度塗り3度塗りしました。
ウサジGのお仕事その2:窯の蓋の補修
蓋の右上角のレンガが欠損していますし、パッキンがぼろぼろで機能していません。
欠損していたレンガ部分に合わせて在庫のレンガを削って再生。
パッキンは全て撤去し新品のファイバーブランケットを貼りました。
ファイバーブランケット等の補修部材に関しては、ふくおか陶芸窯のイノウエセイジさんにお世話になりました。
快く相談に乗っていただいた上に「うちに在庫あるから送ってあげるよ!」と即座に発送して下さり、更には「補修の仕方」について動画で解説までしていただき、何の不安も無く補修作業に入ることができました。
懸案だった扉下部のブランケットに関しては、
あれこれ悩んだ結果、窯の本体側にブランケットを貼ることで対応しました。
2枚重ねでぴったりでした。
・・・と言うことは、今までこれだけの隙間が扉の下部にあったということ?
熱が逃げている感じはあまりしませんでしたが、でもまだ素焼きを一回やっただけなのでこれは定かではありません。
今回の補修作業で扉部分の密閉度は万全になりました。
イノウエさん、ありがとうございました。^-^
あとは、扉上部の色見穴の栓が割れていたので、在庫のレンガを削って作製しました。
手作業で直角を出すのに骨が折れました。。。
ウサジGのお仕事その3:バーナーの清掃
素焼きをやってて感じたのが、バーナーの空気調整ネジが硬いってこと。
がっちり噛み込んでほとんど動かないものも1本あり。
(ほぼ全閉で超還元炎)
ちょっとずつ(強引に)回してCRC吹いたりワイヤブラシで擦ったりすること数時間。
ススともゴミとも言えないものがポロポロ出てくる出てくる!
この部分、先々週お願いしたガス屋さんは手をつけなかったんだなぁ・・・
まだ万全とまではいかない感じですが、とりあえず安定して酸化~中性炎~還元炎へと調整可能な程度にはなりました。
ウサジGのお仕事その4:ダンパー&ドラフトの整備
ウサジ工房のガス窯のダンパーはレンガを2本差し込むタイプ。
レンガにメモリを切りました。
ドラフト(右)
ドラフト(左)
とりあえずコロを置いて見ただけです。
全閉にするレンガはありますし、またレンガの小片の在庫も山ほどありますので、この辺は窯焚きしながら楽しんで合わせていこうかな?と考えています。
ってか、ドラフトが煙道の左右に分かれて2個あることが不満でもあり・・・
ここを全閉にして、煙道の突き当たりに大穴を1つ開けたい衝動に駆られていますが、今回はとりあえず見送りました。
おまけ:ウサジ工房の新兵器
RYOBIの集塵機 VC-1100
今まで工房で使っていた家庭用の掃除機(ウサジ家の使い古し)がとうとう壊れてしまい、まぁウサジ的には木工作業もしますので、良い機会とばかりに集塵機を購入しちゃいました。
いつものパワーコメリ花巻店で、1万円からお釣りがくる値段でした。
RYOBIの集塵機、吸引パワー的に言ってさすがに家庭用の比ではなく、窯下部の煙道やらバーナーのノズル部分を再度お掃除したところ、
まだまだこんなに素焼きの破片が出てきました。
うっひゃー!と感じるのと同時に、良い買い物したなぁ。。。^-^
という感じで、今週末も陶芸と工房作業を存分に楽しませていただきました。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
来週はいよいよ本焼きです!
《ウサジG》
→陶芸ブログランキングを見る
週末陶芸家のフジサキウサジです。
今週末のウサジ工房は、素焼きが上がった器への釉薬掛けウィークでした。
が、ウサジGは、、、
会員さま向けの釉薬づくり&釉薬の調整と、
テスト用の釉薬づくり&テスト焼成と、
あとは来週の窯焚きに向けて窯の整備にかかりっきりで、自分の器に釉薬を掛けることができなかった。。。
まぁ最初から窯の隙間を埋めるために窯詰めしながら釉薬掛けようって思ってたし。。。
ウサジGのお仕事その1、棚板のメンテ。
タガネでハツって、ヤスリで整えて、アルミナ8:カオリン2の割合で水に溶いて、画像は一回塗りの段階。
1回だけで大丈夫そうなものが約8割でしたが、残り2割は2度塗り3度塗りしました。
ウサジGのお仕事その2:窯の蓋の補修
パッキンは全て撤去し新品のファイバーブランケットを貼りました。
ファイバーブランケット等の補修部材に関しては、ふくおか陶芸窯のイノウエセイジさんにお世話になりました。
快く相談に乗っていただいた上に「うちに在庫あるから送ってあげるよ!」と即座に発送して下さり、更には「補修の仕方」について動画で解説までしていただき、何の不安も無く補修作業に入ることができました。
懸案だった扉下部のブランケットに関しては、
2枚重ねでぴったりでした。
・・・と言うことは、今までこれだけの隙間が扉の下部にあったということ?
熱が逃げている感じはあまりしませんでしたが、でもまだ素焼きを一回やっただけなのでこれは定かではありません。
今回の補修作業で扉部分の密閉度は万全になりました。
イノウエさん、ありがとうございました。^-^
手作業で直角を出すのに骨が折れました。。。
ウサジGのお仕事その3:バーナーの清掃
がっちり噛み込んでほとんど動かないものも1本あり。
(ほぼ全閉で超還元炎)
ちょっとずつ(強引に)回してCRC吹いたりワイヤブラシで擦ったりすること数時間。
ススともゴミとも言えないものがポロポロ出てくる出てくる!
この部分、先々週お願いしたガス屋さんは手をつけなかったんだなぁ・・・
ウサジGのお仕事その4:ダンパー&ドラフトの整備
レンガにメモリを切りました。
とりあえずコロを置いて見ただけです。
全閉にするレンガはありますし、またレンガの小片の在庫も山ほどありますので、この辺は窯焚きしながら楽しんで合わせていこうかな?と考えています。
ってか、ドラフトが煙道の左右に分かれて2個あることが不満でもあり・・・
ここを全閉にして、煙道の突き当たりに大穴を1つ開けたい衝動に駆られていますが、今回はとりあえず見送りました。
おまけ:ウサジ工房の新兵器
RYOBIの集塵機 VC-1100
いつものパワーコメリ花巻店で、1万円からお釣りがくる値段でした。
RYOBIの集塵機、吸引パワー的に言ってさすがに家庭用の比ではなく、窯下部の煙道やらバーナーのノズル部分を再度お掃除したところ、
うっひゃー!と感じるのと同時に、良い買い物したなぁ。。。^-^
という感じで、今週末も陶芸と工房作業を存分に楽しませていただきました。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
来週はいよいよ本焼きです!
《ウサジG》
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by usaji_iwatejp
| 2017-12-10 18:50
| ウサジ工房のこと